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常連さんの推移は?月別リピート率を計算してみよう。キャンペーン効果の測定。

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  • Sep 17, 2025
  • 5 min read

Updated: Nov 24, 2025


カレンダーを手に持つ人物の写真。月ごとのリピート率を分析し、キャンペーン効果を測定する記事のテーマを象徴するイメージ画像。


前回のコラムでは、リピート率を計算しました。

今回はもう一歩進んで、「月ごとのリピート率」を出して、キャンペーンの効果測定に使ったり、常連さんの挙動を把握していきます。




1. 来店記録シートに「年」と「月」を追加する



  1. まずはシート「来店記録」(これまでのお客様の来店履歴をすべて記録しているシートです。ここに作り方が書いてありますので、ぜひご参照ください!)に、「来店年」と「来店月」の行を足していきましょう。


    1行目に年を加え、2行目に月を記入しましょう。以下の画像を参照して下さいね。

    新たに行を足すのは、足したい箇所の行を選択し、右クリックし、出てきたメニューから「挿入」を選択すると、行が上に付け足されます。




  1. それでは早速、各月の来店回数を数えていきましょう。

    前回、COUNTIFというものを使ってきたのですが、今回はCOUNTIFSというものを

    使います。違いは「数える条件が一つか(COUNTIF)、複数か(COUNTIFS)」という点です。「S」が付いているかどうか、だけの差ですね!まずは使ってみましょう。



F3のセル(「来店記録」に一番初めに記録されたお客さんのセルですね!)に以下のものを打ち込んでください。

=COUNTIFS(来店記録!$B:$B,F$1,来店記録!$C:$C,F$2,来店記録!$D:$D,$A3)



ここでも、少しこの内容を説明させていただきますね。

COUNTIFS 「複数の条件に合うものを数えて下さい」という指令

来店記録!$B:$B,F$1「来店記録」シートのB列の中でF1セルと一致する、という指定

来店記録!$C:$C,F$2「来店記録」シートのC列の中でF2セルと一致する、という指定

来店記録!$D:$D,$A3「来店記録」シートのD列の中でA3セルと一致する、という指定

つまり、「上の3つの条件全てに合うものがあったら数えてね」という指令文です。ここでは、A(A3セルの内容)さんという顧客が、「2025(F1セルの内容)」年の「5(F2セルの内容)」月に来店した回数を数えてくれます。



出てきた数字が合っているかどうか、チェックしましょう!もし合っていれば、もうCOUNTIFSマスターですね!このセルをコピーして、全顧客、全年月の範囲にコピーしましょう。



月ごとのリピート率を計算するためのExcel表のスクリーンショット。


これで、全顧客に対して、各月何回来店してくれたのかが明らかになりました。お客さんの推移が垣間見られて、いろんなアイデアや思い出が湧くではないでしょうか。




2. 集計する


次は、1のステップで数えたものを、まとめる作業です。


  1. 先日作った「リピート率」のシートを利用しましょう。

A列、B列に列を挿入して、「来店年」「来店月」の列を新しく作りましょう。以下の画像をご参照くださいね。




  1. まずは、2025年5月に複数回来店してくれたお客さんの数を数えてみましょう。やり方は、前回と同じですので、繰り返し練習する良い機会ですね!


C3セルに以下の内容を打ち込んでください。

=COUNTIF(顧客リスト!F:F,">=2")-2


この内容は以下の通りです。

COUNTIF 「数えください」という指令

顧客リスト!F:F,">=2" 「顧客リスト」シートのF列の中で、2以上の数字のセル数

-2 「顧客リスト」シートのF列の中で、顧客情報と関係ない2つのセルの分を差し引きます(行見出しが2行あるから、その分を引いています。具体的には「2025」「5」と入力されているセルですね)



COUNTIFS関数で月別の来店回数を集計しているスプレッドシート画面


同様に、6月の分もやってみましょう。6月はC4セルですね!以下の内容を打ち込みましょう。

=COUNTIF(顧客リスト!G:G,">=2")-2



顧客リストから複数回来店した顧客数を抽出するCOUNTIF関数の設定例

5月の内容と全く同じですね!ただ、6月の来店数はG列に入っているので、[顧客リスト!F:F]ではなく[顧客リスト!G:G]になっていますね!



  1. では、全顧客数も数えてしまいましょう。同じようにCOUNTIFを使いましょう。この指令は、とても便利ですね。まずは、5月の全顧客数を数えてみましょう。5月データなので、D3に以下の内容を打ち込みましょう

    =COUNTIF(顧客リスト!F:F,">=1")-2


ここでは、1回以上来店してくれたお客さんの数を数えています。上の式の内容を以下に説明しますね。式と聞くと嫌悪感がある方は、読み飛ばしてもらって大丈夫です。


COUNTIF 「数えください」という指令

顧客リスト!F:F,">=1" 「顧客リスト」シートのF列の中で、1以上の数字のセル数

-2 「顧客リスト」シートのF列の中で、顧客情報と関係ない2つのセルの分を差し引きます(行見出しが2行あるから、その分を引いています。具体的には「2025」「5」と入力されているセルですね)



同様に6月の全顧客数も数えましょう。D4セルに以下のものを打ち込んでください。

=COUNTIF(顧客リスト!G:G,">=1")-2




  1. 月ごとのリピート率を計算


最後にリピート率の算出ですね!ここも前回と同じです。複数回来店してくれたお客さんの数を全顧客数で割ることで、リピート率が得られます。


すでにE2に式が入力されているはずなので、E2セルをコピーして5月以降のセルに貼り付けましょう。これで、リピート率が出てきます。同じ式の場合は、こうして「コピー→貼り付け」することで、式を入力する手間が省けます。時間と手間が節約できて良いですね。




  1. まとめ


いかがだったでしょうか。今回まとめた内容を見ると、月ごとに、お客さんの数がどう変化したのか、その中で複数回来てくれたお客さんはどれくらいいたのか、その割合は(リピート率)どうか、ということが見えてきます。


特に、何かキャンペーンなどを行った月がある場合、その月はどうだったのかを見ると、キャンペーンの効果について考察することができます。有効だったキャンペーンは次回も同様のものを行う、という判断ができますね。


これまで感覚で把握してきたものも、データを整理していくことで、確信を持って把握できるようになります。


今回まとめた内容をグラフにして、視覚的にデータを理解しやすい形に整えると、「常連さんが増えているかどうか」「キャンペーンの効果があったかどうか」が、ひと目でわかるようになります。


内容にわかりづらい部分があれば、お気軽にコメントをいただくか、お問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。初回相談を無料で承っておりますので、ぜひご活用ください。







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