「在庫管理アプリを作ってみる」 — カスタマイズアプリの一例をご紹介
- Bounce+
- Dec 9, 2025
- 3 min read
Updated: 4 days ago
前回は、現場で起こりがちな「在庫管理・棚卸しのしんどさ」と、現場に合わせてツールをカスタマイズする考え方を紹介しました。今回は、実際にノーコードツール AppSheet を使って作ったアプリの一例を紹介いたします。
デモ用として作成されたシンプルなアプリですが、ここに「現場に合わせた機能」を追加したとしても、1―2ヶ月程度で作成可能なものです(AppSheet初心者の方が、支援を受けながら作成した時の目安。ただし、作業にどのくらいお時間を確保できるかに大きく依存する点をご留意いただけると幸いです)。
まずは動画をご覧ください。
使い方は、驚くほどシンプル
このアプリで、現場の人がはじめにやることはたったひとつ。
バーコードを読み取る
それだけです。こういうふうに、入口をシンプルにしたり、「カメラで読み込む」という手間が少ないスタートにしておくと、新しいツールは嫌だ、とか、在庫登録を後回しにしてしまう、という問題を回避できます。
操作の流れ
スマホでバーコードをスキャン
登録済みの商品なら、そのまま在庫更新
未登録なら、画面の案内に従って商品登録
数量を入力して保存
こうやって、それぞれの現場の導線に合わせてアプリのフローを確定させておき、そのフローに従う仕様にしておけば、「どの画面に行けばいいか」を考える必要はありません。
フローチャートにするとこんな感じです。

在庫数は、自動で計算される
さらに、このアプリでは、
仕入れ
出庫
廃棄
調整
といった 在庫の動きそのもの を記録するようにしています。
そうすると、
過去の履歴が消えないので、「今なぜこの在庫数か」を説明できる
さらに、今「あるべき在庫総数」は自動計算
操作ログを残す
操作ログはアプリの作業画面には出てきませんが、Appsheetの場合、「在庫」に変化がある記録がされたとき、「誰が」「どんな情報更新を」「いつ」したのか、
という情報をログとして自動で残すことができます。
現場の人は意識しません。
ただ使っているだけで、記録が残る。
これらはすぐに必要な情報ではないですが、後から効いてきます。
在庫不足、賞味期限切れ、在庫過多、など在庫管理の別の悩みを解決する際の重要なインプットデータとなってきます。
ツールを「相棒」に
私たちBounce+は、現場に合う形でツールを作るということに魅力を感じています。
今回の在庫管理アプリも、その一例です。
現場にあっていると、ツールに自分たちを合わせる必要がなく、すんなりと馴染んでいくように感じています。
「ツール」を使いこなすことがプレッシャーになるのは、悲しいことです。
「ツール」は、日々の悩みや面倒臭さを、自分たちに合わせて解決していってくれる「相棒」であってほしいと思います。
ご不明点や、カスタマイズツール作成についてのご相談をお問い合わせフォームより承っています。初回相談は無料です(もちろん無理な営業もしません)ので、お気軽にお問い合わせください。

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